本日入会の、安藤さん、本多さん、入会おめでとうございます。私の入会は25年前で、白髪もなく、初々しく、若々しかったです。
　昭和26年6月生まれで66歳です。若いつもりでいましたが、いつの間にか歳をとってしまいました。私の家族ですが、結婚していない長男と、結婚している娘2人、孫が2人、ロータリーが嫌いな女房がおります。あるロータリークラブの行事で「手に手つないで」を歌った時に、どのおじさんかわかりませんが、脂っこい手で、「二度とロータリーは行かない」と毛嫌いされてしまいました。
　私の入会時の紹介者は井尻会員のお父さん、このクラブの初代会長であります、吉永さんでした。今は格式がないとは言いませんが、昔のロータリークラブは非常に格式が高く、ピリッと張りつめた空気の中、入会のあいさつをした覚えがあります。
　1999年7月、もうお辞めになられた海野早男会長の下で幹事をやらせていただきました。これには曰くがありまして、副幹事だったのですが、幹事にトラブルがありまして、副幹事を1ヶ月やったところで、幹事に昇格することになりました。その反省もありまして、加藤会長の時に身を正して今一度幹事をやろうと引き受けさせていただきました。
　また、清水中央RCのガバナーをされました生子さんから、地区に出てくれないかとお話をいただき、地区に4年間ださせていただき、勉強させていただきました。今はありませんが、世界社会奉仕委員会の小委員長もやらせていただきました。
　2011年-2012年度、クラブの25周年記念の時に曽根田さんに助けられて、会長をやらせていただきました。私は何か役をもらうと、自分に不幸がまわってきます。姉の長男が結婚して気仙沼で子供もできて、幸せに暮らしておりましたが、2011年東日本の大震災で、甥っ子が津波に流されて亡くなってしまいました。
　25周年の事業として、岩手県宮古から少年ラグビーチームを招待して記念ラグビー大会を行いました。静岡市長も熱を入れていただき、本当に素晴らしい大会ができました。
　私と加藤会長の関係ですが、お互いに日大三島出身です。加藤さんの下で身も心も捧げるという思いの中、健康診断で「血液検査の結果、腎臓の数値がおかしい」と言われ、吉川先生に診てもらったところ、すぐに県総に行った方がいいということになりました。大動脈瘤でした。本当に吉川先生には命拾いをさせていただきました。あんなにロータリークラブ嫌いだった女房に「お父さん、ロータリークラブに入っててよかったね」と言われました。
　最後に私の好きな言葉で締めさせてください。「花を枝が支え、枝を幹が支え、幹を根が支えている、しかし根は人に見えない」