7月1日に入会いたしました。名前は「元(げん)」と言いまして、名刺交換の時も名前から入ることができ、良い名前だなと親には感謝しています。
株式会社西野造園は、大正12年創業の今年で88年目、私は代表になって6年目の三代目となります。仕事の内容は、公共の仕事が6割、民間が4割です。これからは、公共工事も浮き沈みが激しい状況なので、個人庭、公共施設等の樹木管理をメインにやっていきたいと考えています。
ここ1・2年で多くなってきたのが、大きなお屋敷が庭をつぶしてアパートや駐車場にしていることです。また、昔のようにこだわりを持ったお客様もほとんどいなくなり、「なるべく安く、さっぱりしてくれればいいや。」といった感じです。
家を新築し、木を1本植えたとして、5〜6年放っておき、「5年前の状態にして欲しい」と言われました。木を切るということは人間の勝手な行為で、植木にハサミを入れ、葉を100枚落とすと、植木は落とされた100枚を戻そうと、無理に成長したり、葉を大きくしたりします。強く切ると、今まで以上に強く枝を出してしまい、結果として1年以内にボサボサになってしまうこともあります。出来れば、毎年ハサミを入れれば、植木にとっても、お施主にとってもいい状態が保たれるものだと思います。