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平成23年9月26日(月)
丸子ティーファクトリー会長
村松 勝美 様

 


 

「丸子の里からよみがえる国産紅茶」



村松 勝美 様
 私は丸子の地に生まれ育ち、現在も丸子に住んでおります。40年余のサラリーマン生活を終え、今はすっかり”農業の人”となりまして、ある面こんなに農業は楽しいものか、また大変なものかと感じ、これでは日本の農業・農家はなかなか難しいなと感じております。
 1月になると石垣いちごのお手伝いを、2月になるとキウイフルーツの剪定、春先には丸子紅茶の準備を始め、田植え、稲刈り…とこんな風な一年間のサイクルに変わりました。昔はホームセンターに行くと家庭用品を見ていましたが、今では真っ先に農業ゾーンへを見に行くようになりました。

〜丸子歴史についてお話をいただきました〜

〜丸子紅茶の歴史〜
 丸子が国産紅茶発祥の地であるという話をする時に、「多田元吉」と言う人の名前を出さなければなりません。今の近代茶業があるのは、この方のお陰と言われております。
 多田元吉は徳川家から、明治2年丸子の地をいただき、茶畑を開墾しました。当時の明治政府は、外貨を稼ぐために、生糸と緑茶の生産をやっていましたが、大久保利通はアメリカ・ヨーロッパへ行ったとき、紅茶を飲んでいる人が多く、これは国策として紅茶を作らなければ外貨は稼げないと考え、生産が始まりました。
 多田元吉は明治8〜9年、中国からインドへ渡り紅茶の研究に行きました。その時に持ち帰った様々な研究資料が、現在の緑茶・紅茶の機械化などに大きな役割を果たしました。
 多田元吉の畑、住んでいる場所が丸子の赤目ヶ谷にありました。

〜丸子ティーファクトリー〜
 紅茶づくりを体験できる、体験工房です。今までに県内外問わず、多くの方が紅茶づくりを体験されています。ぜひ自分で作った紅茶の味をお楽しみください。

 

 

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