2020年5月17日（月）

国際ロータリー第2620地区
静岡第3グループ ガバナー補佐
静岡東RC
佐橋　徹 様

ガバナー補佐のお話し

　昨年の7月から皆様のご支援をいただきまして、残り任期が約2ヶ月となりました。本日はこれまでの御礼とお詫びを申し上げるために参りました。
　専門外で俄か勉強で申し訳ございませんが、新型コロナウイルス感染についてお話をさせていただきたいと思います。この1年は新型コロナウイルス感染に全て影響された一年でした。人類がスペイン風邪以来100年ぶりのパンデミックに陥りました。手指の消毒、マスクはもちろん三密の回避、ソーシャルディスタンスの確保など様々な制約を受け、社会生活も休業、時短、リモート勤務、テレワークなどが要請され激変しました。最近ではイギリス株を中心とした変異株による爆発的な感染が各地で発生し、3回目の緊急事態宣言が発せられました。医療体制におきましても、関西地区では危機的な状態に至っております。
　感染者の半数以上がイギリス株による感染に置き換わった地域もあります。従来株より感染力も悪性力も高い様で、若年者にも感染が急激に拡大しております。イギリス株以外にもブラジル株、南アフリカ株、さらにインドでは猛烈に感染が広がって、1日30万人以上の感染者が出ており、静岡県でも最近インド株が発見され、十分な注意が必要です。
　現在感染拡大は続いておりますが、一方ではようやくワクチン接種が日本でも始まりました。私は先々週1回目のワクチン接種を受けました。接種後、注射部位の痛みが翌々日まであったのみで、日常生活には全く影響がありませんでした。明後日に2回目の接種を受ける予定です。2回目の方が副反応が強くでるようですので、少々緊張しております。運良く早めに接種を受けられましたので、これからは接種する側にまわり、少しでも皆様のお役に立ちたいと思っております。ウイルス発見から1ヶ月後に構造が解明され、直ちにワクチン製造が始まりました。このスピードは従来のワクチンと比べて格段の差があります。日本では現在、アナフィラキシーは35,000例、39人の死亡例が報告されているようです。
　昨年の7月に始まった萩原年度ですが、8月始めに突然辞任され、急遽志田ガバナーが再登板されて、今に至っております。さらに2月に予定されておりましたIMが中止になったことにおきました、大変なご心配とご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。6月に予定されております台北での世界大会はバーチャル開催となります。2620地区大会におきましては、5月29日に1日のみの短縮してハイブリッド開催となりますので、皆様のご参加を宜しくお願い致します。
　静岡中央ロータリークラブにおきましては、この様な悪条件にもかかわらず、4名の入会があったと聞きまして大変喜んでおります。来年度は35周年の記念の年を迎えます。様々な制約のない周年事業が開催されると期待しております。今一度、皆様方のこれまでの様々なご協力、ご支援に深く感謝いたします。誠にありがとうございました。