クラブ週報

静岡中央ロータリークラブ ホームクラブ週報令和6年3月11日(月)【第1573回】例会

2023年度-2024年度
令和6年3月11日(月)【第1573回】例会

日時 2024年3月11日(月)18:00~19:00
会場 中島屋グランドホテル
ロータリーソング 我等の生業
ソングリーダー 山田委員長

会長の時間
大杉会長

今までお話ししてきたように、日本の労働力は、これからも減少し、つまりは、労働力量の需要と供給のバランスは、どんどん乖離し、需要が上回ることになるでしょう。解決策の一つに外国人労働者の活用があります。昨年の10月現在、静岡県の外国人労働者雇用事業所は、9,523か所、労働者数は、対前年10.3%増の74,859人です。ちなみに6割が製造業で建設業を合わせると8割になるということです。現在のシステムでは、我々企業が新たに外国人を採用しようとする場合は、一部の高度専門職以外は、留学生である程度日本語が話せる留学生の中で卒業後に日本に留まる人を採用するか、技能実習生を採用するかでした。この技能実習生制度の趣旨は、国際貢献と技術の移転だったわけです。制度上、実習生の身分は、最長でも5年間、5年間の中で更なる延長ができる特定技能1号の在留資格を得るためには、技能が優れている技能コースと、日本語能力試験俗にいうN4の試験プラス各種検定3級の合格をしなければなりませんでした。実質的にはこちらの試験コースが一般的です。例えば、自動車整備では、5年間でN4試験と自動車整備3級を日本語で合格するということです。この技能実習制度が大きく変わります。制度の趣旨として、国際貢献、技術移転から、人的不足を背景とした人材確保となります。これを育成就労制度といいます。人材確保が目的ですから、今まで認められていなかった、転籍なども一定の条件下での認められることになるでしょう。但し、気を付けてほしいのは、特定技能1号の資格を取得するためには、業種による制約があるということです。皆さんの業種が、それに該当する職種なのかどうかを、調べてみてください。例えば、スーパーのバックヤードで調理を行う就労は、小売業となりますので、現在の実習制度では、日本に来れましたが、特定技能1号の職種には、小売業がありませんので、5年間で終わりです。今後の育成就労制度では、来ることもできません。但し、これからどんどん職種が追加されるという情報もありますので、関連する所属業界団体の圧力に寄って決まってくると思います。是非この機会に自身の会社での活用を考えてみてはいかがでしょうか。

幹事報告

・3月度、4月度プログラム報告
 3月11日(月) 新会員卓話(広報常任委員会)堀川会員、浅羽会員
 3月18日(月) 委員会開催日
 3月25日(月) 休例会
 4月1日(月) 休例会
 4月8日(月) 観桜会例会(クラブ管理運営常任委員会)
 4月15日(月) 外部卓話(奉仕プロジェクト常任委員会)
 4月22日(月) 委員会開催日
 4月29日(月) 休例会 

出席報告

担当:加藤会員

会員数 51名
出席人数 29名
出席率 57%

スマイル報告

会員からのスマイル 総額/21,000円

<ダブル>
昨日3月10日山梨県立図書館にて会長エレクト研修セミナーがあり、米澤副幹事と受講して、みっちり勉強して参りましたことを報告いたします。
稲垣副会長

堀川会員の卓話楽しみにしております。
大村委員長

結婚記念日のお花ありがとうございました。また、本日広報委員会担当の会員卓話です。浅羽会員、堀川会員宜しくお願い致します。
原川会員

堀川会員、浅羽会員の卓話楽しみにしております。
米澤副幹事

<スマイル>
昨日、第17回静岡中央RCカップを無事開催できました。三浦副会長、藤田委員長ご列席ありがとうございました。
曾根田会員

堀川会員、浅羽会員本日の卓話楽しみにしております。
花城会員

本日は堀川会員と浅羽会員の卓話です。宜しくお願い致します。
山田委員長

スマイルマンデー
安藤幹事 大杉会長 加藤会員 小林委員長 佐野会員 橋本会員 花森会員 藤田委員長 溝口会員 柳瀬会員

卓話

発表者:堀川会員

私は1982年1月生まれです。転勤族の家庭で神奈川県横浜市で育ち、後に静岡に移りました。高校時代にも転校を経験しましたが卒業後、建築の専門学校に進学その後大学に編入しました。大学生活ではバックパッカーに憧れ友人とニュージーランド旅行を計画しました。現地で日本人留学生の手助けを受けながら車をオークションで購入し島を1周しました。旅の途中で友人が大怪我をしてしまい長期滞在する等のハプニングがありましたが、無事に帰国することが出来ました。
大学卒業後は建築関連の職に就き、ハウスメーカーに勤務しました。岡崎市と横浜市での勤務経験があり、特に横浜市では大規模な展示場での営業を行っておりました。営業スタイルは執念と情熱を持って取り組み他人の営業方法を学ぶことも成長になりました。現在はハートホーム株式会社で営業の責任者を務めており、仕事に対する情熱と成長意欲は持ち続けています。過去の経験から勤務地の変動や環境の違いにも柔軟に対応でき色々な経験が成長の機会と捉えています。現在の職場でも、理想を追い求めながら日々の経験を積み重ね、最高のプレーを目指しています。ご清聴ありがとうございました。

卓話

発表者:浅羽会員

私が所属する株式会社アレミティは2010年に設立され、福祉事業を展開しています。事業内容は成人障がい者の就労支援、放課後の子供向け施設、グループホームなど多岐にわたります。特に就労支援では自社で古着屋やネット販売、遺品整理、食品販売を行っております。その後、関連会社を設立し、2023年には20か所の福祉事業所を展開しています。
私はライフプラスの設立の際にグループの代表からお声がけをいただきました。現在は全体の総括とenの代表を担っております。本日は以下の3つのテーマについて話します。
セカンドライフ: 故人の遺品整理や片付けを手伝う事業で、時間や労力を節約し、財産を見逃さずに整理するメリットがあります。ただし、費用や後悔のリスクもあるため、家族での仕分けが推奨されます。
障がい者雇用率制度: 障害者雇用率の法定基準が徐々に上昇しており、事業者は一定以上の従業員数に対して障がい者を雇用しなければなりません。アレミティは8か所の就労支援施設を持ち、企業からの相談にも応じています。
喜良豆富(きらとうふ): 大豆ではなく乳製品を使った新しい豆腐風の食品で、飲食店で販売されています。アレミティはこの商品を製造・販売し、利益は福祉事業所の利用者給与に還元されます。また、ネット販売やふるさと納税返礼品でも販売されており、店舗の収益源としても活用されています。製造元の喜良、お客様、福祉事業が良い方向へ行くので「三方良し」となります。よろしければ「きらとうふ」で検索してください。
これらの取り組みは、アレミティの成長と福祉事業の拡大に貢献しています。静岡中央ロータリーに入会させていただきまだ1年も経っていませんが、今後もたくさんのことを学ばせていただきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。