クラブ週報

静岡中央ロータリークラブ ホームクラブ週報令和5年11月6日(月)【第1564回】例会

2023年度-2024年度
令和5年11月6日(月)【第1564回】例会

日時 2023年11月6日(月)18:00~19:00
会場 中島屋グランドホテル
ロータリーソング 奉仕の理想
ソングリーダー 藤田会員

会長の時間
2023〜2024年度 会長 大杉 淳

私は、静岡鉄道と経済界の付き合いで他1社の監査役と静鉄Gの静鉄健康保険組合の監事をおおせつかっております。ちなみに健康保険組合は、無給です。
この健康保険組合は、全国組織の健康保険組合連合会に所属しており、各種の通知をいただき目にしております。
その中で、睡眠について書かれていたものがありましたので、本日はそれをご紹介したいと思います。
エンジェルスの大谷選手は、1日10時間の睡眠と2時間の昼寝を常としているそうですが、これは起きている間の活動が特殊ですので、我々には当てはまりません。一般的には、60歳までの大人は、6~9時間、60歳以上は、6~8時間といわれており、更に昼寝ができる人は、30分以内が妥当ということです。
そして重要な生活習慣として、5項目あるそうです。
1. 朝の光を浴びる
2. 起床後2時間以内に朝食をとる
3. 日中の運動
4. 人との接触
5. 昼と夜のメリハリ
この5つを守ることが、睡眠の質を保つことだけでなく、自律神経、代謝、内分泌のリズムを守ることにつながります。
特に大切なことは、朝起きる時間を一定にすることだそうです。
また、安藤幹事のように眠りに入るためにアルコールを摂取する人がいますが、これは間違いということです。アルコールは、確かに眠りを誘うのですが、摂取後3~4時間経過すると、アセトアルデヒトという覚醒物質に変化するため、深く眠ることができなくなるそうです。だったら、ずっと飲み続ければいいと思いますが、依存症を引き起こすきっかけになりますので、眠るためのアルコール摂取は、止めましょう。とはいうものの、適度な摂取は、睡眠にも効果があり、その量ですが、純アルコールで20g。日本酒なら1合、ビールなら500㎖、ウイスキーならダブル1杯だそうです。
正直、そんなんでは、飲んだうちに入りません。今日の私の話は、無視して大いに飲んでストレス発散しましょう。きっとその方が健康です。



幹事報告

・11月度、12月度プログラム報告
11月6日(月) CF(会員増強・財団米山常任委員会)
11月13日(月)  休例会
11月20日(月)  委員会開催日
11月26日(日)  わいわいワールドフェア(静岡西RC合同)
11月27日(月)  休例会
12月4日(月)   年次総会
12月11日(月)  委員会開催日
12月16日(土)  クリスマス家族例会(クラブ管理運営常任委員会)
12月18日(月)  休例会
12月25日(月)  休例会

・11月度、12月度地区月行事、連絡事項
11月11日(土)2620地区静岡第3グループ合同奉仕(三保海岸)

誕生日:望月威会員、安藤幹事、山口会員、大杉会長、佐野耕会員
結婚記念日:望月威会員、宮本会員、佐野耕会員、森川会員

委員会報告

奉仕プロジェクト常任委員会
11月26日(日)に青葉シンボルロードで「ワイワイワールドフェア」が開催されます。本日の例会終了後にも募金箱を用意しておりますのでご協力のほど宜しくお願い致します。
藤田委員長

クラブ管理運営常任委員会
12月16日(土)のクリスマス家族例会のお知らせを配布しております。是非ご家族の皆様とご参加ください。12月4日(月)の例会までにお返事いただけるようお願い致します。
大村委員長

出席報告

担当:川島会員

会員数 53名
出席人数 40名
出席率 75.5%

スマイル報告

発表者:依田会員

会員からのスマイル 総額/46,000円

<超大口>
望月威会員 お祝、誠にありございます。今日私は満81歳になりました。結婚して58回目の記念になりました。本日は安間みち子様の卓話を楽しみにしております

<大口>
小林委員長 本日は、地区ロータリー財団委員会委員長の安間みち子様をお迎えして歓迎スマイルします。結婚祝いのお花ありがとうございました。

<ダブル>
深尾会員 先月は結婚祝いのお花ありがとうございました!!

本日は、地区ロータリー財団委員会委員長の安間みち子様をお迎えして歓迎スマイルします。
安藤幹事 稲垣副会長 大杉会長 豊池会員 依田会員

<スマイル>
大村委員長 12月16日のクリスマス例会のご案内を本日よりさせていただいております。ご家族と一緒に多くのメンバー様のお越しをお待ちしております。

本日は、地区ロータリー財団委員会委員長の安間みち子様をお迎えして歓迎スマイルします。
浅羽会員 海野会員 加藤会員 川島会員 佐野耕会員 佐野拓会員 長嶋会員 花森会員 原川会員 山田委員長 米澤副幹事


<スマイルマンデー>
赤堀会員 川田会員 是永英会員 針谷会員 藤田委員長 三浦副会長 溝口監事

※あいうえお順

クラブフォーラム

卓話

ロータリー財団

発表者:ロータリー財団委員会 委員長 安間みち子様

安間様ご紹介
皆さんこんばんは。会員増強・財団米山常任委員会の第2回クラブフォーラムを始めさせて頂きます。昨年に続き、大変お忙しい中、安間様がお越しくださいました。ハーモニーRCに在籍され、2019-2020年度にはガバナーを務められ、今期はRC財団委員長を務められております。来期には、日本で3名しかいないラーニングファシリテーターに就任される予定です。様々な役職を務められ経験豊富な安間様に是非卓話をお願いしたいということで、8/5の会員増強セミナーの際に直接お話させて頂き快く受けて頂きました。ロータリー財団は1917年に基金として発足し1928年に国際大会にて名づけられた歴史のある財団ですが、2017年に100周年を迎えコロナに対しても対応を支援し、補助金の活用を推進するなどさらに発展している最中でございます。当クラブにおいては長く経験されていらっしゃる方も多いですがまだまだこれからロータリーについて学んでいく方も多いです。本日の卓話でよりロータリーのことを知り継続、発展していく手がかりとなれば幸いでございます。それでは、安間様何卒宜しくお願い致します。
小林委員長(会員増強・財団米山常任委員会)



静岡中央ロータリークラブの皆さん、こんばんは。昨年に引き続き、お声かけいただき、心から感謝しています。皆さんが笑顔で迎えてくれて、感動しています。望月会員の握手も嬉しかったです。最年長会員として、今日の卓話を楽しみにしていると言われ、嬉しく思います。会長のお話でも触れられたように、健康に気を付けることが大切です。今日はロータリー財団月間なので、財団に焦点を当てますが、新しい会員が増え、若いメンバーも多いと聞いています。ポールハリスの生い立ちや経歴についてもお話しします。
ポールハリスは苦しい環境で育ち、多くの困難を経て弁護士になりました。彼が3歳の時に両親が破産し、祖父母に預けられました。その後も3回もの破産がありそのたびに祖父母に預けられていましたが3回目の破産で両親のもとには戻らず、そのまま祖父母のもとで育ちます。
彼は学業で優れた成績を収め、陸軍の士官学校に進学し、17歳で大学に入学します。しかし、大学内の暴力事件に関与したと誤解され、退学となってしまいます。その後、プリンストン大学に入学するも経済的な理由から中退しますが、彼は法律の道を志すようになります。
ポールハリスは弁護士となるまでの間、さまざまな職業に就いて経験を積みました。その中には工場労働者、果樹園での仕事、新聞記者、ホテルのフロントマン、舞台俳優、セールスマンなどが含まれます。最後には大理石を売る会社で世界を旅し、27歳でニューヨーク支店の支店長として任命されました。それでもずっと彼は弁護士になるという志を持ち続け、シカゴで27歳の時に弁護士事務所を開業しました。その後、ポールハリスはロータリーを設立し、その精神に基づいて活動します。
ポールハリスがロータリーを始めた理由は、寂しさから信頼できる仲間との結びつきを求めたことでした。最初は4人の仲間と始まり、後に5人となります。信頼できる仲間を集め、異業種交流の形でロータリーを立ち上げました。最初は1業種から1人の会員を受け入れ、会員同士は友情と信頼に基づいた公正な取引を推進します。例会は各会員の事務所にて交代で行われ、そこから「ロータリー」の名前が生まれました。後に会員数が増え、昼食を兼ねたホテルでの例会に変わります。ロータリーは最初こそ職業人による親睦の場でしたが、奉仕の概念が生まれ、地域社会に貢献する使命を持つ団体へと発展します。1907年、シカゴで公衆トイレの設置活動が最初のロータリーでの社会奉仕となりました。当時、シカゴには公共トイレがなく、人々はトイレを借りるために店に入らなければなりません。店側としてはそのことが営業につながるとの観点から公共トイレの設置には大反対でした。ポールハリスは反対派を説得し、やっと設置にこぎつけました。公共トイレを設置するだけでも大変な努力を要したのです。
昨年私は国際ロータリーの会員増強委員会の委員だったので国際ロータリー本部での委員会に出席してきました。国際ロータリーの本部はエバンストンにあります。1階から3階と17階、18階をロータリーが使用しています。エバンストンの本部にはポールハリスの事務所が再現され、最初の例会が行われた場所も訪れることができます。ポールハリスの写真や彼の事務所の再現もあります。
ロータリー財団の創設者アーチクランフについて生い立ちも含めご紹介致します。彼は12歳から家計を助けるために働かざるを得ないほど貧しい状況でした。学校に通いたい気持ちはあったが、働かねばなりませんでした。そのころ幸運にも地元の福祉施設で夜間学習の機会を得ました。この出来事がアーチクランフに感銘を与え、将来的に社会に還元したいという思いを強めました。アーチクランフは非常に優秀で、やがて材木会社に就職し、社長にまで昇進します。その後、銀行を設立し、さまざまな事業で成功を収めました。42歳の時にクリーブランドでロータリークラブを設立するとの報に接しそこでロータリーの理念に深く共感します。アーチクランフはロータリークラブに入会し会員として活動を始めました。ほどなくアーチクランフはロータリーの奉仕活動には基金が不可欠であると考え、1917年のロータリー年次大会で「世界で良いことをするための基金」の設立を提唱しました。この提案は受け入れられ、ロータリー財団が設立されます。最初の寄付金は、カンザスシティロータリークラブからの26ドル50セントでした。アーチクランフの死後、ロータリー財団は発展を遂げますが、それまでの道のりは順調でありませんでした。世界恐慌が発生し、寄付が困難な状況となっていたのです。しかし、1947年にポールハリスが匿名で500ドルの寄付を行ったことでアーチクランフに勇気を与えます。またポールハリスの遺言により多額の寄付がロータリー財団に集まったこともあり財団の基金が充実します。その後、ポリオ撲滅プログラムやロータリー平和センターの設立など、多くの奉仕活動が行われました。
ロータリーが力を入れているポリオ撲滅ですが、患者数は大幅に減少しアフリカからはポリオが根絶されました。現在はパキスタンとアフガニスタンに9名のところまで来ました。両国は内戦の影響で、ワクチンの配布が困難な状況ですがポリオの撲滅には継続的な支援が必要です。世界中の子供たちにポリオワクチンが継続的に提供されることが大事なのです。
2013年から、ロータリー財団は「未来の夢計画」を開始しました。寄付について、年次基金の目標は年間150ドル、ポリオプラスのためには年間30ドルを目指しています。個人寄付の認証もいくつか御座います。寄付金の分配は例えば100ドルの寄付に対して、5ドルが財団の運営費として。残りの95ドルを半分ずつ分配されます。47.50ドルがddfとwfに分けられます。ロータリー財団は世界中の奉仕活動を補助し、ウクライナも支援の対象です。7つの重点分野に対してはグローバル補助金を使って活動が行われておりプロジェクトを選ぶことができます。
現在の国際ロータリーには約120万人の会員、3万7183のクラブ、520の地区が存在します。日本には2225クラブと8万4793人の会員がいます。バブル時期には13万人でした。今後は若年層や女性会員の増加が課題です。その中でも40代の会員が過半数のこちらのクラブは将来有望なクラブです。
私は先ほどのとおり国際ロータリー会員増強の委員会に出席致しました。このメンバーは見ると現在の国際ロータリーの縮図が見て取れます。委員会メンバーには男女や多様な文化を持った地域の代表が集まっています。事務局さんは男性も女性もいます。メンバーも10人のうち男性5人、女性5人です。 国際ロータリーの会長についても今年は男性、来年は女性の会長です。
国際ロータリーが大事にしている中にビジョン声明があります。 国際ロータリー本部のビルにも各国語で記されています。このことからもロータリーがそのビジョン声明を大切にしているが分かります。このビジョンは、国際ロータリーが持続可能な変化を実現し、共に行動する世界を築くことを目指しています。 特に、「トゥギャザー」(一緒に)という言葉が強調されており、共通の目標を追求していくことを表しています。国際ロータリーは5つの中核的価値観に基づいて活動しており、ビジョン声明はその中核となっており、ロータリーの使命を示し、そのビジョンを共有する重要性を伝えるものです。
本日はありがとうございました。