会長方針
国際ロータリーのステファニー・アーチック会長は、2024-25年度の会長テーマとして「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)を発表し、多くの人びとを救うロータリーの力を認識してこれをさらに広げるよう呼びかけました。魔法の杖を振って呪文を唱えればポリオを根絶したり世界に平和をもたらせたりすることでなく、プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびにみなさんはマジック(魔法)を生み出すのですと説明されました。
時代の変化に伴い国際ロータリーは変化しております。その変化は2019年の規定審議会でルールを改定され国際ロータリーのビジョン声明として発表されました。合わせて2019-24年までの行動計画は、われわれが居住する2620地区のガバナー挨拶や行動計画に合った分かりやすい形となり目にすることが出来、研修や大会で発表されております。これをやれば、世界、社会、ロータリーが良くなるよと発表されているのです。
一方、決して楽とは言えない現代を生き抜くことで培った、年数に関わらないそれぞれの経験による認識や常識や優先順位をそれぞれのメンバーがお持ちなので、たとえこうすれば「良くなるよ」と言われてもなかなか水を飲むように吸収することは難しいと考えます。ビジョンを実現させるための行動計画も大変多岐に渡りますしそもそも多年度計画ですので一朝一夕ではなかなか困難です。
では、どうすればよいのか。国際ロータリーのビジョンを実現させるために必要なこととして「行動計画」とともに「DEI」が必要であるとされております。年齢や性別や人種などの違いにかかわらずすべての人にとって心地よい居場所があるDiversity。公平な扱い、不均衡の調整を行って全員が能力を発揮できるようにする
Equity。一人ひとりの多様性が認められ誰もが組織に貢献できる状況Inclusion。まずは、前述の「DEL」の推進に努める静岡中央ロータリークラブは、必ずや、社会や世界の平和を優先すると共に我々メンバーの心に平和と希望を生み出せる組織となることを信じ本年度の会長方針を以下の通りに定めます。
- 他者を尊重する言葉を使う
- 四つのテストをしっかりと唱和する
- 地域社会においてどの問題が緊要か調査を実施する
- 拡大計画を策定しマニュアル化する
- 効率的な広報方法を調査してマニュアル化する
- 食事が無駄にならないようにする
2024〜2025年度
会長 稲垣 信一郎