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2019年10月28日(月)
日本平RC
米山記念奨学生
ヴートゥハー 様

 

 

〜 米山記念奨学生の話 〜


ヴートゥハー 様
 日本語がまだ下手ですが、どうぞよろしくお願いいたします。私は静岡英和学院大学の4年生です。出身はベトナムです。ベトナムはS字の形をしていて小、日本と比べると少し小さいです。人口はアジアの中で多いほうで、0歳から14歳までが24%ほどで、若い人の割合が多い国です。ですから、最近は若い人たちが技能実習生として日本に沢山やってきています。GDPはまだまだ低いですが、これから成長していくと期待されています。
 ベトナムの民族衣装といえば、「アオザイ」が有名です。北部、中部、南部によって、アオザイの種類も違っています。
 私の故郷は北部にある「ナムディン」という所です。ハノイから100kmくらい離れている場所にあります。ナムディンにはすごく有名なお寺や、古くて綺麗で有名な池もあります。一番有名な物は食べ物です。「フォー」「バインミー」などが有名ですが、一番有名な「フォー」は私の故郷のフォーで、牛から作られたスープとお米で、どこに行っても伝統と的な「ナムディンのフォー」があります。ベトナムに言ったら、ナムディンのフォーを食べてください。
 家族は5人です。両親と姉、弟がいて、姉は2016年に結婚しました。弟は高校を卒業したばかりで、日本に行こうと日本語を頑張って勉強しています。父方の母は97歳で毎日お酒も飲んでいて、とても元気です。
 なぜ日本に来たのか、よく聞かれますが、家族で屋台をやっていて、私も手伝っていました。その時から経営に興味があり、大学に行って勉強して、レストランを作りたいと考えていました。高校生の時に、日本に留学経験のある先輩から、日本のレストランはすごくいいという話を聞いて、日本で勉強したいと思い、留学することを決めました。高校卒業後、1年間ベトナムで日本語を勉強して、2014年10月に広島県の日本語学校に入学しました。
 日本の印象ですが、とても思いやりがあり、親切な人が多いと感じています。しかし、親子関係については残念に感じます。
 大学で卒業論文のテーマを「日本の宿泊・飲食店の労働力不足」について研究し、今は聞き取り調査などをしています。まだまだ足りないのでご協力いただける方がいましたら声をかけてください。
 ロータリークラブから奨学金をいただいて、アルバイト時間を減らすことができ、時間的にも助かっていて、勉強することができています。無料の日本語教室などボランティア活動も行うことができています。6月に焼津の会社から内定をもらうことができました。営業職での採用です。社会人になる前に、ビジネス向けの日本語もしっかり勉強したいと思います。信頼される社会人になりたいと思っています。そして、日本とベトナムの架け橋になれるように活躍していきたいです。

 

 

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