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卓話



 
令和元年6月10日(月)
野村證券(株)
静岡支店長
竹中 彰浩 様

 

 

〜 今後の経済、景気の見通し 〜


竹中 彰浩 様
 野村證券静岡支店は昭和11年に開設されました。開設して83年になります。野村證券が創業したのが大正11年ですので、創業11年目にできた老舗の店舗です。現在の静岡銀行呉服町支店の場所に店舗を開いたり、駅横の郵便局の位置に間借りして、現在の場所に至っています。
 私は2年前の8月に静岡支店にやってまいりました。ずっと転勤族で、今の部署が13箇所目になります。東京オリンピックの年、昭和39年生まれです。NTTが上場した年、昭和62年に野村證券に入社いたしました。バブル景気真っ最中、「社会ってこんなものなんだなー」と大きな勘違いをして過ごしたのが最初の5、6年でした。東京の上野支店を皮切りに、北は仙台、南は沖縄まで転勤で回りました。沖縄の那覇支店で初めて支店長をさせていただきました。ここに4年半程在籍しており、結構沖縄には詳しくなりましたので、ご旅行の際には「誰と行くのか?」を教えていただければ、アドバイスができると思います。
 静岡支店に来て2年になりますが、よくお客様に「あなたから見て、静岡ってどう?」と聞かれます。いつも「良くはない、けど悪くはない」と答えています。例えばIPOの予備軍がどんどん出てくるような雰囲気は正直感じられません。一方でストック型の企業が非常に多いので、トータルで豊かだなという印象です。社歴の長い会社さんが多く、2代目、3代目が経営されている会社が多い中、破竹の勢いで伸びている企業さんはあまり多くないようです。会社の規模が大きくなってくると、「採用で人が集まらない」と経営者の方は仰っしゃります。そして、東京に事務所を移して、東京で採用をしているうちに、本社機能も東京に移ってしまうという事例もあります。静岡で育ち、東京の大学に行った人たちをどうやって静岡に引っ張ってくるかは、大きな課題だよねという話もよく聞きます。

  ・インターネットの台頭により伝統的本業の不調
  ・10年20年先の野村證券の顧客層   ・お金に名前を付ける、鍵をかける
  ・米中の通商関係について      ・景気の見通しについて
  ・新興国の台頭(インド)

 世界を変えると言われている「AI」足元を見ますと「5G」がスタートします。おそらく「AI」は世の中を変えていきます。「5G」については、ビジネスチャンスがゴロゴロしています。株式投資で大化けをする会社がでてくると思います。いろんな情報が出てくると思いますが、ちょっと聞き耳を立てて、その会社が上場会社かどうかちょっと見て頂いたら、面白い結果が得られるかもしれません。

 

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