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平成24年10月15日(月)
米山記念奨学生
ラッ・ティン・ザー 様

 


 

「米山月間クラブフォーラム」



ラッ・ティン・ザー 様
 まず、名前について紹介させていただきます。
 ミャンマーには名字がありません。全部が名前です。産まれた曜日を名前に付けたりするので、私の場合、「ティンザー」が金曜日という意味になります。また、ティンザーには、「綺麗なお嬢さん」という意味もあります。名字がないことにより、結婚してもそのままの名前になります。東南アジアではミャンマーだけ名字がないようです。
 2007年ミャンマーで日本語学校に通っていた頃、NHKの「プロジェクトX」のビデオで、戦後の日本について、東京タワーや、新幹線、瀬戸大橋などを見て、いつか日本に行きたいと思うようになりました。当時27歳で、日本に行くには遅いかなと思いましたが、子供が好きなのと、日本語の先生になりたいという希望があったので、福祉学科で保育の勉強をしています。
 保育の授業で初めて絵本と出会いました。母国には絵本を読む習慣がないので、ぜひ絵本の楽しさを国の子供達に紹介したいなと思っています。今は、自分で絵本を作って、実習で作品を発表したりしています。卒業したら、5年間くらい日本の保育園で働き、国に戻ってからは、日本の保育制度を取り入れ、貧しい子供達に対して、自分がなんとかしてあげたいと思っています。

 静岡英和学院大学の地域福祉学科の保育専攻で学んでいます。国籍はミャンマーで、宗教は仏教です。ミャンマーでは仏教徒が70%くらいいます。趣味は絵を描くこと、歌を唄うこと、料理を作ることです。ミャンマーは「金色にあふれる国」と言われます。金色の代表「シュエタゴンパゴダ」があったり、他にもたくさんの金色のパゴダがあります。
 ミャンマー人の性格は、素直な人が多く、思いやりがあると思います。また、人の世話をする事が好きな人も多いです。
 私の最も尊敬するスー・チーさんと道は違いますが、お手本として、自分もいつか国の役に立ちたいと思っています。

 

 

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